◇「淡 如雲 」さんとは?
名古屋市西区の「淡 如雲 (アワイ ジョウン)」さん。
「淡 如雲 (アワイ ジョウン)」 の主人は,京都などで日本料理を修行し,岐阜で日本料理のお店を出していましたが,フランスなどで料理した際にお肉の可能性を感じ現在の 「淡 如雲 (アワイ ジョウン)」 を開店したそうです。
塩を使用しないサイエンスな調理法でお肉のポテンシャルを引き出しつつ日本料理の技術も活かした料理は,名古屋だけでなく日本中から来店されるようで予約困難な人気店です。
アクセスは,地下鉄桜通り線の地下鉄国際センター駅より徒歩7分ほどにあります。
車だと駐車場がありませんので近隣のコインパーキングへの駐車が必要です。
◇店内の雰囲気
お店がある那古野は400年前商人街であった景観を残し,新しい文化を取り入れた街並みとなっており,「淡 如雲 (アワイ ジョウン)」さんも歴史を感じさせる風情ある建物で店内も和の雰囲気が漂っています。
席はカウンター席が6席とテーブル席の4人掛けが1席となっていました。
◇今回注文したメニュー
おまかせ―コースのみとなっています。
普段は肉割烹のお店ですのでお肉中心のコースとなっていますが,今回は年末恒例の魚料理と肉料理が交互にでる特別コースを楽しみました。
コース内容を紹介していきます。
◆かぶらと真魚鰹 出汁はナマコの卵巣
出汁も美味しいですが,真魚鰹のうま味と出汁の相性が良かったです。
◆テールを練って餅の食感にし、焼いたきな粉と混ぜた物を海苔と一緒に
テールのお餅に海苔を巻いて食べる一品。
テールが餅っとしてきな粉の風味がアクセントとなり,海苔と食べる絶品でした。
◆白子と焼いた茄子 白味噌
シンプルな料理のようですが,出汁の深い味わいが良く白子もトロっとして美味しかったです。
◆燻したお肉 下に蒸したりんごと焼いたりんごソース
さすがのお肉の味。燻してあるので香りも良かったです。酸味と甘みがあるリンゴソースは,お肉の脂っこさを薄めお肉のうま味を引き出してくれる素晴らしいソースでした。
◆モクズガニともち米
モクズガニの味噌とキャビアの塩気が良く,もち米なので少し餅っとした食感も楽しめました。
◆30ヶ月間昆布で締めた内もも肉、揚げたての海老芋
生ハムのようですが生ハムではないため,お肉の味はありますが塩気が薄くて良く,海老芋も甘くおいしかったです。
◆自家製の黒酢に漬けた牡丹海老
プリプリとした食感が良くおいしかったです。
◆ヒレ肉の西京焼き 名古屋コーチンの卵黄
お肉が見えないですが卵黄の下にしっかりあります。
西京焼きですが,程よくジューシーなお肉を卵黄がバランスよく美味しかったです。
◆リゾット
バターの代わりに雲丹を使用していて,雲丹の香りとうま味が良かったです。
◆無水調理したイカスミカレー
デザート前の最後の料理。ここまでくるとかなりのボリュームになるためご飯を少なめのする人が多いです。
無水のイカ墨カレーは甘味があり美味しく,お気に入りのカレーです。
◆ラフランスと黒糖で炊いた栗とイタリアトスカーナのピスタチオ
ピスタチオの甘みも良く,ラフランスがさっぱりして良かったです。
◇まとめ
塩を使用していないとは思えない料理は今回も大変おいしかったです。去年に続いて魚料理の企画に参加できたのも幸せでした。
新しいお肉料理を楽しみたい方には,おすすめのお店です。
◇住所・営業時間
住所
愛知県名古屋市西区那古野1-21-10
予約方法
OMAKASEからできます。
https://omakase.in/